ウォーカビリティ及び,このサイトの利用方法 |
本研究ではウォーカビリティを「歩きやすさ」と解釈し,通勤・通学時のような義務的な歩行であれ,犬の散歩や健康づくりのためのウォーキングであれ,「歩くこと」を促進させる指標の一つと考えました.ところが「歩きやすさ」は感覚的なものですし,街のどこがどんな歩行環境なのかを捉えるにはどうしたらいいでしょうか?
本サイトではその答えを模索・試案したものであり,歩行環境に関する指標は様々な要素の統計的な分析によって得られたものです.また研究成果を多くのみなさまにお届けしたいと思い,『Google Earth』でご覧いただけるようにしました.Google Earthは,場所に関する情報を世界中のだれもが共有できるフリーのデジタル地球儀です.また,レイヤーを選択することで,ユーザーが見たい内容を選ぶことができます. |
表示されているポイントは解析(主成分分析)結果を4つに分類したものです.例えば,「整備されてて歩きやすい」とは,道が広いとか,明るいとか,それに関する要素のポイントが高い地点です.つくばセンター周辺の広い歩道が整備されているところに分布しています. |
また,衛星画像解析により植生指数を算出しました.植生指数とは植物の活性度を表したもので,光合成が活発なほど(緑が元気な)ほど値が高くなります.この値を道路のラインデータで抽出したものを示すことで,道路沿いの緑の活性度を表しています. |
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